前回のインタビューで、石川ひとみちゃん、例のドッキリ・カメラで2度泣かされたことを話していましたが、『くるみ割り人形』のひとみちゃんに何て事をとかわいそうに思う反面、鈍くさいほど素直だねーと思います。
もう素直すぎて、芸能界を生き抜くのには問題だなー、と感じるほどだね。
もう素直すぎて、芸能界を生き抜くのには問題だなー、と感じるほどだね。
親は芸能界に行かせようと思って育てているわけではないので、女の子が素直に育つのは望ましいでしょう。
しかし、その素直に育った子が芸能界に入ってしまった。ひっちゃん、人知れず苦労したでしょう。
素直な子というのは、「親に受け入れられる」という自分以外の価値観を、「自分の価値観」に同化させているわけです。
自己規制が強い子ですね。
『デビュー1年を振り返る』で...、
「6年ぶりに本格的に水泳の特訓をやったんです。なんとなく、フワッと浮いちゃって、スイスイ泳げそうな感じ...。やっぱり「努力」だなって思う。今度こそお父さんを喜ばせてあげられるかな?」
...というのがありました。
6年ぶりということは、中学生時代です。
体育の時間に泳げなくて、多分お父さんにプールで特訓をしてもらったということかと思います。
それで「お父さんを喜ばせてあげられるかな?」という発言が出たのでしょう。
それほど、親思いなのだなと思いますが、ちょっと引っかかりました。
何にといえば、ファザコン的なニュアンスを感じたからですね。
子育てをした人なら誰でも分かりますが、子どもというのは可能性のかたまりです。
子どもが命のままに伸びようとする力は自由奔放なものです。
その可能性の芽をひとつひとつ摘んでしまうのが、実は親であり学校である、と思う。
親から見てよい子というのは、親が持っている規範を子どもが受け入れている子ということです。
この受け入れている規範というのが、実はその子のメンタルブロックとなっているのですね。
例えば、「自分は器用でないからあれこれできない」、「広く浅くっていうのがすごく嫌だし、中途半端になりたくないの。なんでもやるけれど今ひとつ決まらないというふうになりたくない」...歌手石川ひとみの強いこだわりです。
これは、言ってしまえば職人気質のものの考え方ですね。これは父親の影響かもしれません。何かモノ作りに類する職に従事していたのでしょうか?
まあ、世間一般には器用貧乏などという言葉が一般的で、そうなりたくないということでしょうけど。
そのような意識は、現代人に求められている「一専多能であれ」という考えや、大前憲一が言うような「やりたいことはなんでもやれ!」というノーリミットの考え方をブロックしてしまいますね。
私は大前憲一流ですから、どんなことをやっても大きな流れとして見ればたった一つの方向に向かっていくものだと考えています。基盤を大きくしないと、高いピラミッドはできないとでも言いたいところです。
そして「自分らしく」というひとみちゃんの信条ですが、これは決してナチュラリズムではないと思うな。人間、一度くらいは「自分とは何か?」ということを深く深く考えてみないといけないでしょうね。
セルフ・カウンセリングということをやってみると、自分の中にいくつものメンタルブロックを抱え込んでいることに驚くほどです。
歌手石川ひとみのメンタルブロックを感じるのは、次のような場面です。
「本番の時も席に座っているのが不思議な気持ちでした」...信じられない、という気持ち。
ザ・ベストテン第3位に上がって「怖いなって...」...ひとみちゃん、プレッシャーで胃が痛んだようです。
自分がそんなに上に行って良いのだろうかという怖さを言っていますが、歌手石川ひとみのセルフイメージがそれほど上には置かれていない、ということを意味しています。3年間の挫折的期間のせい?
これは、素直すぎる石川ひとみちゃんが、その代償として心の中に閉じこめたメンタルブロックの働きだと思います。
潜在意識に形成されたメンタルブロックというのは盲目の意志ですから、たとえ良いことであれセルフイメージを壊すものをブロックしてしまうのです。
ベストテンの第一位どころか、日本レコード大賞さらにはNHK紅白の大トリを務める石川ひとみという、良い意味での「セルフイメージをぶち壊す事態」に進むことを、潜在意識が拒否してししまう。
心の中で急ブレーキをかけてしまう、それがメンタルブロックというものの盲目の意志なのですね。
そういうモノを持っているかいないかという違いは、ひとが成功するかしないかの最終的なカギを握っています。素直すぎた石川ひとみは、それを抱え込んでいた、と言えるでしょうか。
2.3日前に、NHKで成海璃子のインタビュー番組を偶然見ていて、この子はセシル・タイプだなと思いました。
彼女は2005年4月に12歳でドラマ『瑠璃の島』で初主役をやり、その事を訊かれて「生意気だったかなぁ」と答えていました。
しっかりとしたクリティシズムを持っているようですね。
そして学業との両立について、仕事を終えて帰宅して「ああ疲れた!明日は学校に行きたくない」と言うと、母が「だったら仕事やめなさい!」と叱る。
璃子は「イヤです、やめない!」と言って、泣いて反抗した、とか。
親に逆らっても、自分を通す経験...これが大事ですね。
この話を聞いて、女優成海璃子は大スターになる必要条件をクリアしているな、と思いました。
同じように、歌手で言えば松田聖子はデビューから一気にトップアイドルまで駆け上ってしまいましたが、「とても信じられません」とか口では言っていても、心の中ではそんなことは思ってもいないでしょう。
むしろ、自分はもっと上に行けるはず、と信じていたと思います。
歌手石川ひとみは、素直でよい子で親思いという性格が内包するメンタルブロックの作用によって、自分が全く意識しない心のブレーキを引いてしまったのではないかな、と思います。
しかし、その素直に育った子が芸能界に入ってしまった。ひっちゃん、人知れず苦労したでしょう。
素直な子というのは、「親に受け入れられる」という自分以外の価値観を、「自分の価値観」に同化させているわけです。
自己規制が強い子ですね。
『デビュー1年を振り返る』で...、
「6年ぶりに本格的に水泳の特訓をやったんです。なんとなく、フワッと浮いちゃって、スイスイ泳げそうな感じ...。やっぱり「努力」だなって思う。今度こそお父さんを喜ばせてあげられるかな?」
...というのがありました。
6年ぶりということは、中学生時代です。
体育の時間に泳げなくて、多分お父さんにプールで特訓をしてもらったということかと思います。
それで「お父さんを喜ばせてあげられるかな?」という発言が出たのでしょう。
それほど、親思いなのだなと思いますが、ちょっと引っかかりました。
何にといえば、ファザコン的なニュアンスを感じたからですね。
子育てをした人なら誰でも分かりますが、子どもというのは可能性のかたまりです。
子どもが命のままに伸びようとする力は自由奔放なものです。
その可能性の芽をひとつひとつ摘んでしまうのが、実は親であり学校である、と思う。
親から見てよい子というのは、親が持っている規範を子どもが受け入れている子ということです。
この受け入れている規範というのが、実はその子のメンタルブロックとなっているのですね。

これは、言ってしまえば職人気質のものの考え方ですね。これは父親の影響かもしれません。何かモノ作りに類する職に従事していたのでしょうか?
まあ、世間一般には器用貧乏などという言葉が一般的で、そうなりたくないということでしょうけど。
そのような意識は、現代人に求められている「一専多能であれ」という考えや、大前憲一が言うような「やりたいことはなんでもやれ!」というノーリミットの考え方をブロックしてしまいますね。
私は大前憲一流ですから、どんなことをやっても大きな流れとして見ればたった一つの方向に向かっていくものだと考えています。基盤を大きくしないと、高いピラミッドはできないとでも言いたいところです。
そして「自分らしく」というひとみちゃんの信条ですが、これは決してナチュラリズムではないと思うな。人間、一度くらいは「自分とは何か?」ということを深く深く考えてみないといけないでしょうね。
セルフ・カウンセリングということをやってみると、自分の中にいくつものメンタルブロックを抱え込んでいることに驚くほどです。
歌手石川ひとみのメンタルブロックを感じるのは、次のような場面です。

ザ・ベストテン第3位に上がって「怖いなって...」...ひとみちゃん、プレッシャーで胃が痛んだようです。
自分がそんなに上に行って良いのだろうかという怖さを言っていますが、歌手石川ひとみのセルフイメージがそれほど上には置かれていない、ということを意味しています。3年間の挫折的期間のせい?
これは、素直すぎる石川ひとみちゃんが、その代償として心の中に閉じこめたメンタルブロックの働きだと思います。
潜在意識に形成されたメンタルブロックというのは盲目の意志ですから、たとえ良いことであれセルフイメージを壊すものをブロックしてしまうのです。
ベストテンの第一位どころか、日本レコード大賞さらにはNHK紅白の大トリを務める石川ひとみという、良い意味での「セルフイメージをぶち壊す事態」に進むことを、潜在意識が拒否してししまう。
心の中で急ブレーキをかけてしまう、それがメンタルブロックというものの盲目の意志なのですね。
そういうモノを持っているかいないかという違いは、ひとが成功するかしないかの最終的なカギを握っています。素直すぎた石川ひとみは、それを抱え込んでいた、と言えるでしょうか。
2.3日前に、NHKで成海璃子のインタビュー番組を偶然見ていて、この子はセシル・タイプだなと思いました。
彼女は2005年4月に12歳でドラマ『瑠璃の島』で初主役をやり、その事を訊かれて「生意気だったかなぁ」と答えていました。
しっかりとしたクリティシズムを持っているようですね。
そして学業との両立について、仕事を終えて帰宅して「ああ疲れた!明日は学校に行きたくない」と言うと、母が「だったら仕事やめなさい!」と叱る。
璃子は「イヤです、やめない!」と言って、泣いて反抗した、とか。
親に逆らっても、自分を通す経験...これが大事ですね。
この話を聞いて、女優成海璃子は大スターになる必要条件をクリアしているな、と思いました。
同じように、歌手で言えば松田聖子はデビューから一気にトップアイドルまで駆け上ってしまいましたが、「とても信じられません」とか口では言っていても、心の中ではそんなことは思ってもいないでしょう。
むしろ、自分はもっと上に行けるはず、と信じていたと思います。
歌手石川ひとみは、素直でよい子で親思いという性格が内包するメンタルブロックの作用によって、自分が全く意識しない心のブレーキを引いてしまったのではないかな、と思います。
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