(Posted by ひっくん)
NHKラジオ第1(594Hz)での番組の方も、順調に拝聴させて頂いております。次回は4月28日(火)ですね。隔週火曜日午後21時05分からです。
石川ひとみさんが80年8月頃、自分のサインを意識的に変更したと聞き、ひとみさんのサインを、デビュー当時のものから、とりあえず色々集めて見比べてみることにしました。
サインを変更した理由については、心境の変化だと語っています。
自分の事を色々な人に分かってもらいたいと思ったからだそうです。
色々な人に知ってもらうには分かり易い方がいい、ということで。
何故そう思ったかというと、地方へ行った時にお店に色々なタレントさんの色紙を飾ってあったそうですが、ひとみさんが分かったのは、ほんの2,3枚程度でした。
そこに自分の色紙を飾った時、誰のものか分からないようなサインなんてイヤだ、とのこと。
誰のものかすぐわかるのが一番だ、と。
日本中に石川ひとみを知らない人なんていっぱいいるし、地方へ行ったりしたら余計にそうなのだから、そのためにも一人でも多くの人に私の名前を知ってもらわないといけない。
ということを、80年10月に語っております。 さすがプロ根性の強い石川ひとみさんです。
では早速、デビュー1年後の1979年からになりますが、見比べてみましょう。

写真左:(ひとみさんが掲げているもの)・・・79年1月。(かなり見にくくて済みません。)
「鮮やかな微笑み」をリリースする直前です。
写真右:(色紙に書かれたもの)・・・79年6月24日のものです。
NHK「プリンプリン物語」で声優を始めた2か月後くらいです。
確かに誰の名前か、分かりません。
次に80年のサインを2枚。

左・・・80年元旦。これも複雑な字体です。 「ミス・ファイン」を唄っている頃です。
右・・・80年7初版のエッセイからのものです。「オリーブの栞」と「秋が燃える」の中間頃。
次は、81年のサイン2枚です。 この時点から、確かに変化しています。

左・・・81年元旦。 「夢番地一丁目」を歌う直前です。
右・・・81年12月。 雑誌の懸賞のサインです。 「3枚の写真」発売直後です。
次は、82年と83年のサインです。

左・・・82年7月初版の写真集より。 「君は輝いて天使に見えた」を唄っている頃です。
右・・・83年元旦のもの。 「冬のかもめ」を唄っている頃です。
いつも、かわいらしいイラストを付け加えているのがひとみさんのサインの特徴です。他のタレントさんのサインも多く見ましたが、これほどイラストを沢山書く人は、ひとみさんくらいです。

次は、83年2月、ひとみさん直筆の絵ハガキです。 ある雑誌社に宛てたものです。
サインが小さ過ぎて申し訳ありませんが、絵に注目です。
これは、「キャンパス・ライブ」ジャケット写真のトレーナに描かれている自己キャラクターの絵と同一ですね。
「先日ライブアルバムを出してしまいました。」などとかわいいコメントが。
ヤエ歯まで細かく再現されてています。
次は84年元旦のサインです。

ほとんど、普通の文字と化していますのは驚きです。
「恋」を歌って3か月経った頃です。
次のシングル「MEMORY」をリリースする直前です。
注)「Hitomi, with two kittens 」様のサイトにありますサインを拝見させて頂きました。
「MEMORY」 発売記念のサインですから、84年2月頃かと思われますが、逆行してまた元の難しい字体に戻っているようですね。
この素の字のサインを書いた時期は非常に短期間だったようです。
持っておられる方は、非常に貴重なものをお持ちということになりましょうか。

81年頃の字体に戻っているのですね。
↓ 下ですが、年代はかなり飛んで23年後になってしまいます。
2007年頃のサインです。これも小林氏から提供頂きました。CD「With ~ the best of 一五一会」の時のサインです。
字体は、更に複雑なものに回帰しています。

さすがにイラストは書かなくなっていらっしゃいます。
それといつの間にか横文字になっています。
最後に、愚零闘武多様のお宝、2009年3月の大阪新阪急ホテルでのディナーショーの時のパネルのサインも拝見いたしました。それも上写真とほぼ相違ないです。
ということで現在まで至っているようです。
横文字に変更された途中経過も見たいので、資料が手に入り次第逐次更新していきたいと思います。
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