「紅白歌のベストテン」に出れなかった事の影響は?


 日テレとナベプロの有名な、いわゆる「月曜戦争」・「月8戦争」と呼ばれている抗争に絡んで、NTV「紅白歌のベストテン」(ザ・トップテンの前身番組)という番組に、1973年4月上旬から1980年3月頃まで、渡辺プロのタレントが一切出演出来なかったのですが...


 それで、この番組に出れなかった影響って石川ひとみさんにとってどれくらいあったのだろうか?と時々考えます。

 もっとも、天地真理、キャンディーズ、太田裕美、アグネスやジュリーなども同条件の中で活躍していた訳なのですが・・。

 この番組の出演者はアイドルが最もシェアを含めており、次いで演歌、フォーク&NM、ロック・・という番組構成だったそうですが(小生はリアル時代ですが、余り見ていた記憶がありません。)
 聖子ちゃん、奈保子ちゃんなどが出ている映像が今YOU TUBE で見れます。

 もっとも、この「紅白歌のベストテン」の裏ではフジの「夜のヒットスタジオ」も人気があってそちらには確かにひとみさんもかなり出演されていた様子ではありますし、加えてナベプロのユニット番組NET「見ごろ!食べごろ!笑いころ!」(後「見ごろ!ごろごろ!大放送!!」)にもひとみさんは出演していた様です。

 そしてその頃は「見ごろ!」の方が視聴率が良かったらしいのですが、あくまでこちらはバラエティー番組(電線マンなど)だった訳でして、歌番組ではありません。

 たかが1本ですがされど1本、やはりしっかりしたベストテン形式の歌番組だったわけですし、ひとみさんの後から出てきたアイドル全盛時期を飾ったトップ連中がこぞって出演していた番組でもあったわけで、これは石川ひとみさんにとって79年から80年前半までの低迷に少なからず影響している気がするのですが、如何なものでしょうか?。

 個人的意見ですが、ハート通信・ミス・ファインはもっと売れててもおかしくないハズで「もし紅白歌のベストテン」に出てこのあたりの曲を頻繁に歌っていられればどうだったのかと時々考えることがあります。

(余談・・・「トップテン」に代わってからは抗争も終わっていたことも幸いして「まちぶせ」で出演をしていることは強運に値するかと思います。)



| 2009年3月15日 22:34 | 返信

 ナベプロが「見ごろ!食べごろ!笑いころ!」を『スター誕生』の対抗番組としてNET(テレビ朝日)で始めようとして、放送枠の問題で日本テレビの『紅白歌のベストテン』とバッティングした経緯は松下が書いていますね。

 ナベシンは毎日放送の高橋信三に依頼して番組枠を獲得しよう、と。
 そして、いろいろあってNETでスタートすることになる。

 ところがその放送時間帯が、ナベプロのタレントが多数出演している『紅白歌のベストテン』とぶつかってしまった、という事件ですね。

 ところが、NETの制作局次長だった井原高忠はナベシンとはおい・おまえの音楽仲間だった。
 放送界には、裏番組にはタレントを回さないという不文律があり、ナベプロの掟破りになる。

 高倉健の「唐獅子牡丹」の世界、「義理と人情をハカリにかけりゃ、義理が重たい男の世界」だったので、ナベシンは義理を取った。
 毎日放送の高橋信三が再三手配し直しをしてこの放送枠をオファーしてきたので、これ以上「都合が悪いので、またまた別の放送枠を手配してもらえないかとは」とても言えなかったということです。

 井原高忠としては、信用していた渡辺晋からメンツをつぶされた形となったわけで、当然ながら「どういうつもりだ!」と怒り心頭に発する。

 しかし、ナベプロがテレビの威力を目の当たりにして、何とかTV界に地位を確保しようとしていた矢先であり、毎日放送の高橋信三に再三番組枠の変更をお願いして、それ以上ワガママを聞いてもらうに忍びない。

 ナベプロの今後を切り開く絶好のビジネスチャンスですから、泣いて馬謖を斬る決断をしたわけです。

 経営者として道を外していない。
 井原高忠との付き合いと友情・信頼関係も大切だが、それではナベプロが進出したいTV音楽番組制作の先陣を切ることは難しい。

 ナベシン個人の感情よりも、経営者としての決断をしたわけです。

 その結果として、子飼いのタレントもしわ寄せをくった。石川ひとみも確かに...。



 ひっくん | 2009年3月16日 06:41 |
 78年にデビューした人は大勢いますが今でも残っているのは一握りですし、シングル2枚とか4枚位で打ち切られている人も大勢いますね。


 三木聖子さんが会報に色々出てらっしゃいますね。
 そういうのでも乗っけさせて貰おうかとも思ってるところです。
 少し離れた周囲の事とか色々と面白いのでわないかと。


 渡辺晋、斬新な手法でトップを突っ走ってきた渡辺晋が、このときばかりは業界の不文律に従った、というところが、良くも悪くも彼の性格を表しているかのようですね。

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