ひとみさんのNHK映像を見るために、放送博物館というところへ自分も行ってみました。
「NHKアーカイブス」というページの中の「全国の公開番組ライブラリー施設」で検索しますと、
北海道から沖縄まで全国56か所、昔のNHKの番組を閲覧出来る施設があります。
以前は埼玉県・川口市のスキップシティーというところまで足を運ばなければ見れなかったのですが、現在では全国的に閲覧出来るようになっています。(見れる番組はほんの一部ですが。)
NHKアーカイブスのリンクです。→http://www.nhk.or.jp/archives/
ここの中の「番組公開ライブラリ検索」というところをクリックしますと、現在閲覧可能な番組を
家のパソコン上から検索出来ます。また、全国各地の、施設の案内もあります。
休館日や開・閉館時間が各所まちまちのようですので、ご確認の上でお出かけされた方が宜しいかと思います。
閲覧出来る番組内容は、全国各地域全く同じとのことです。
私は東京・愛宕山の放送博物館という施設へ閲覧しに行きました。
ここは月曜日が休館日で、開館時間は9:30から16:30となっています。
地下鉄・日比谷線・神谷町という駅で下車し、小高い丘の上にありました。
入って4階に閲覧コーナがあります。入場は無料でした。
私が行った日は平日でした。それでも席は1/3位埋まっていたでしょうか? とりあえず、待つことなく見ることが出来ました。
制限時間は一人(一組)2時間。特に難しい手続きなども無くモニターを前に。
(確か未成年者一人でのは閲覧不可能だったような気がします。)
自分は紅白→レッツヤン→プリンプリンの順で見る予定でいました。
昔見落としてきたプリンプリンをまず見たくて仕方がなかったのですが、市販のDVDでも見れますので、グっと気持ちを抑え、プリンプリンは後回しに。
とりあえず、You Tubeに上っていないものを、ということで、紅白のひとみさんが歌うシーンの前後のシーンを、と思ったのですが・・。
肝心の81年紅白が映像がリストに在りません・・。これは事前情報は得ていたのですが。やはりそうでした。 (他にも1967年、70、73、75、86、87年の紅白も閲覧リストに有りません。)
なにやら、著作権許諾(きょだく)作業というやっかいな問題がネックのようですね。
技術面では配信可能なのに、権利問題でストップしてしまっているということです。
「NHKアーカイブス・保存番組検索」では「石川ひとみ」で検索すると612件ものヒットがあるのですが・・・。
アーカイブスには総計59万件もの番組映像が保存されているそうですが、このうち閲覧出来るのはわずか6千本程度だそうです。その殆どは放送用に保管されているようなものなんでしょうね。
時間も余り無いので、ササっとレッツヤンを見ることに。
「芸能・バラエティー」→「歌謡・ポップス」→「レッツゴーヤング」と探っていきます。(*キーワードでも検索できます。)
(↓ レッツヤンのイメージ写真です。)

まずはひとみ時代と真子・聖子司会時代で何か違いが無いかをチェックしようということで、
81.1.25 題名「青い花火」 真子・太川・平尾昌明が司会です。
次は81.11.15「ギンギラギンにさりげなく」 聖子・俊・太川司会。
オープニング曲「ムーンライト・カーニバル」のテンポが、ひとみさんの時代と比べて遅いですね。
次 83.5.29「俊・聖子のビッグデュエット」
ひとみさんまずはピンクと白のワンピースで登場。 笑顔を振りまいていて可愛いです。
「今日は〇〇ちゃんが来てくれたんですよ」っていうの、毎回の様に決まって言っていますね。
番組は、歌ばかりではなく、視聴者からの葉書を読み上げたり、簡単なゲームなどのコーナがありましたので、その時々でひとみさんのトークが拝見できます。
この頃は聖子ちゃんと田原俊彦さんを上手く、くっ付けたプロデュースを行っていますよね。観客からの奇声が凄い。
ジュリーこと沢田研二が登場。かなり年長になっていますが、レッツヤンに派手派手なコスチュームで登場しています。
沢田研二さんは当時ひとみさんの事務所の先輩。マイクを向けるひとみさん、とても緊張しているように見えます。渡辺プロ内でも上下関係が厳しかったのでしょうか?
色々と可愛いアイドルが登場してきますが、どうしてもひとみさん中心に目がいってしまいます。
レッツヤン一本見るだけで、かなりひとみさんが喋っているシーンを見ることが出来ます。この当時のひとみさんのキャラが伺えてグッドです。
「レッツヤン司会」と「プリンプリン」さらに「母と子のテレビタイム(にゃんチュウ)」などNHKと縁があったのは本当に良かったと思います。今こうして施設に出向けばひとみさんの画像を閲覧出来るのは嬉しい限りです。
この当時の、ひとみさんの喋るスピードが速くて、シャキシャキしている感じがたまらなく好きです。
ひとみさんは何時でも人の話を真剣に聞いていてリアクションも早く、かつ感情豊かに、時には欧米人並にややオーバーアクションともとれるくらいのリアクションで対応します。
対話時に於いては、話し手を気分良くさせてくれるタイプの人ですね。今レギュラー出演しているラジオ番組を聴いていても、そういうところが伺えます。
83.10.30「挑戦アウトサイダー」
「恋」リリースの一か月後位の放映。
まずはブルーのしまドレスで登場。画像が綺麗に処理されていて聖子ちゃんのメイクがくっきり見えてしまう。
84.1.22「アイドルヒット40分!」
シングル「メモリー」発売翌日の放送。
グレーのドレスで登場です。渡辺徹が出てきてハガキを読む回です。これはYou Tubeでご紹介されている映像ですね。嶋大輔のパンチパーマが凄い。
84.4.29「アイドル春欄まん」
「メモリー」と「アモーレ」の中間頃に放送。
紫のドレスで登場。司会が板に付いちゃってます。若手アイドルをエスコートするお姉さん的な存在になりつつあったのかもしれません。
「観客の声が凄くて太川さんの喋っているところが聞こえなかったりした。」と数年前のBS同窓会で申されておりましたが、そんなトラブルはこちらには一切気付かせない程上手く処理しているところはさすがですね。
84.8.5「アイドル激突!」
「アモーレ」発売一か月後の放送。黒地に花柄の上着、スカートは白で登場。「アモーレ」を唄っていた時期でもあり、少しメイクが濃いです。明菜さんを軽くエスコートしてあげたりして気使いの効くひとみさん。
しかし、BSでも言っていましたが、番組内で本当に衣装換えを3回行っていますね。
伊代ちゃんと「あっちむいてホイ」をやる場面が面白いです。3回ジャンケンして3回とも負けています。ジャンケンする前から全く自信なさそう。
明菜が「サザンウインド」を歌っています。これは玉置さん作曲なんですね。
レッツヤンは以上で終わり。
可能ならばひとみさん初出演(1982.10.)と最終回(86.4.6(13?))を見たかったです。
最終回で泣いたそうですので、それを見たかった。
プリンプリンは初回と最終回が閲覧出来るのですが、レッツヤンは初回と最終回がリストに入っておらず残念。ちなみに、ひとみさんは番組終了まで太川さんと司会でしたね。
ひとみさんが歌っているところは今回見れませんでした。
「秘密の森」の動画に挙がっていないバージョンとか、「素足でダンス」「夢回帰線」あたりがないかとは思いましたが。
時間がまだ少しあり、プリンプリン第一回放送が見れました。
NHK人形劇の中でも屈指の人気を誇ったこの番組。「NHKクロニクルシリーズ」でDVDでも出ています。
カテゴリ検索「子ども・若者」→「人形劇など」→「プリンプリン物語」→で全49件ヒット。
第1回放送 1979.4.2 「題名なし」 が見れます。
ひとみさんが3枚目シングル「あざやかな微笑」をリリースしている最中です。
第2回から99回放送までは公開されていませんね。
以降、ある程度、編ごとにまとまってはいるものの、間が飛び飛びです。見れるのは全て79年のものです。何故80年の放映分が丸々抜けているのでしょうか。DVD発売との兼ね合いでしょうか。
最後は最終回1982.3.19 656話「希望の船出 5」 これで全部で49話見れます。
このプリンプリンのテーマ曲も「くるみ割り人形」と同じ飼馬野さん作曲なんですよね。
アル中TVアナウンサーのギャクセンスが凄い。
ア「プリンプリン、是非テレビに出て下さい!」
プ「何言ってるの? 今テレビに出てるのよ!」
ア「それはNHKでしょ?」
...って、こういうギャグセンスがプリンプリンの中でされていたとは知らなかったです。
当時風に言うと「ナウい」人形劇だったんですね。
アル中TVアナウンサー「みなさん。こんにちは!・・ってそれはちがうでしょ!」79年の時代に、既に一人でボケ突っ込みをやっているところが凄いです。30年前なのに、このギャグセンスは斬新そのもの。漫才ブームの以前の話です。
ハッピーアドベンチャーを見たかったのですが、これはいずれDVDを手に入れたいと思っています。
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