石川ひとみ デビュー時を語る(2) 『まちぶせ』以降

 石川ひとみインタビューの続きです。アイドル苦やストレスで、例の謎の激太りだった頃を回想しています。
 オシャレのひっちゃんでしたから、気にするあまり拒食症になりかけていたのですね。でも、79年はそのような状況で、雑誌に水着姿をさらすことがたくさん続きました。拒否できなかったのでしょう。

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 『まちぶせ』を聴いて、すぐにこの曲が好きになりました。

 とおっしゃってます。歌に行き詰まって悩んでいたときに、『まちぶせ』に出会っているのですね。
 私の資料から考えると、舞台プロデューサーの杉山を通じて三木聖子の『まちぶせ』を知った、と考えるのが一番自然で矛盾がないかと思います。

 雑誌『ボム』の『まちぶせ』エピソード、TVなどでのエピソードは、あくまでもナベプロが用意したプロモーションの作文だった、ということでしょうね。

 東京音楽学院・名古屋校での個人レッスンの時に、「(石川ひとみは)『まちぶせ』を歌うのが好きでしたね」という鏡味季起先生の話も、後からナベプロで付け足したものだと思います。
 「一度目よりも、二度目、二度目よりも三度目と、聞けば聞くほど好きになっていく」というのは、印象が新鮮なことを意味していますので、高校時代から歌っていた、という話とは素直には結びつかないでしょう。

 『まちぶせ』以前は、石川ひとみはユーミンの曲はほとんど知らなかったと言ってますので、ニューミュージック系はほとんど関心がなかったのでしょう。

 アイドルが歌う青春ソングが年齢的にも近いので、岩崎宏美や天地真理、岡田奈々といったアイドルの歌がもっぱら好きで歌っていた、と。

 「君こそスター!だ」でも、ひとみちゃんが『まちぶせ』を歌ったという話は寡聞にして知りません。
 思い入れがそれほど強い『まちぶせ』であるならば、ここ一番の勝負曲として歌ったのか?ということになるけどね。


 まあ、それにしてもひとみちゃんは相当に内気な人ですね。
 内気と言うよりも、大人とのつきあい方に馴れていない、世間ずれしていないということだと思う。

 基本的には陽気で外向的な方ではないでしょうか。

 本当に内向的な人は、強固な内面世界をつくっていてそれを守っているために、言いたいことが言えなくとも、孤独であっても割と平気なものです。
 それで、我が道を行くという方向にためらいなく進んで行ってしまいます。

 石川ひとみはファン相手の歌手という道を自分で選び、売れなくてやめたいと思い、大ヒットが出るとやはり歌手を続けようと思い直す。やはり、外向的ですね。多分に、温室育ちだったかな、という感じだな。
 

 石川ひとみちゃんは子ども好きだったのですね。

 「まちぶせキャンペーン」の浴衣姿の写真を見ると、子どもとのコミュニケーションは上手くとれているようで、楽しそうです。

 だから、ファミリーコンサートのようなアットホームな雰囲気が大好き。
 それで、「HOME・MADE-ただいま-」をリリースした、と。

 あたたかい家庭で、ほんわか育ったひっちゃんですから、そういう方向性に行くのはごく自然でしょうね。

 犬が好きだったひっちゃん。子ども好き、そして今は猫好きのようです。

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