La Ragazza de Bube(ブーベの恋人)

| コメント(0)
 ここしばらくイタリア映画を散策していました。

 La Ragazza de Bube(ブーベの恋人)

 Claudia Cardinale(クラウデイァ・カルディナーレ)
 George Chakiris (ジョージ・チャキリス)
 小学生の頃、家にあったレコードで『鞄を持った女のブルース』というのをよく聴いていましたが、これがクラウデイァ・カルディナーレを知った最初のキッカケでした。




 そして中学生になって、初めてクラウデイァ・カルディナーレの映画を観たのが「ブーベの恋人」。
「ウエストサイド物語」で一躍スターとなったジョージ・チャキリスと、イタリア映画の華C.C.の共演ですから、誰にも邪魔されないよう一人で見に行きました。



  イタリア映画には、どこかペーソスを感じるものが多く、日本人好みの音楽もたくさんありました。「鉄道員」とか「自転車どろぼう」とか、戦後の貧しい時期を描いた名作が思い浮かびます。

 『ブーベの恋人』もそんな映画で、戦後の廃墟のような村、貧しそうな人々の中で、C.C.のような美人がこざっぱりした粗末な衣服で、古ぼけた自転車を押して来るシーンが妙に印象に残っています。

 アメリカ映画のような絢爛豪華な世界ではなく、無骨な太いフレームの古くさい自転車を押して歩くというのが気に入ったわけです。

 貧しげな田舎娘の役柄で、女優は美しいC.C.ですから、そのギャップがちょっと驚きですが、それがイタリア映画のテイストという感じで、親しめました。

 吉永小百合が「キューポラのある街」などで汚れ役をやったのと同じです。
 美しくて、セクシーなC.C.が庶民的な役柄で、本当に親近感を持ちました。

 気の強そうな目と意地っ張りそうな唇、BWHがVien なイタリア女優。
 そして、このイタリア映画らしい音楽。ニニロッソのトランペットに、ギターの低音。

 イタリア映画は味がありましたね。今は、このような名作が見られませんね。

 YouTube には、「ブーベの恋人」のもっと良い動画がアップロードされていたのですが、本当に残念なことに削除されています。

コメントする

最近のブログ記事

alan 『久遠の河』 四川省のサラスバティー
2009年11月 3日 11:09
 先ほど、TV6チャンネルで「JAL唐招提寺音舞台」という番…
北野ルミ 「ギターのように愛されたい」
2009年10月22日 12:38
 69年の宴の後、空虚で孤独だった私の心を唯一躍らせてくれた…
青山和子 『愛と死をみつめて』
2009年9月24日 10:45
 北上夜曲の路線からいきますと、当然これを取り上げねばと予定…

カテゴリ分類&タイトル一覧

OpenID対応しています OpenIDについて